いよいよ始まった、4泊6日のハワイ一人旅。到着初日は、空港からホテルへの移動、ワイキキでの散策、そして人生で一度は登ってみたかったダイヤモンドヘッドへ。夕暮れにはワイキキビーチでのサンセット鑑賞もできて、「ハワイに来たんだ」と実感した一日でした。
空港からホテルへ(送迎サービス利用)
今回は、空港からホテルまでは事前に予約しておいたベルトラの送迎サービスを利用しました。
集合は「到着口でネームプレートを持ったドライバーさんと合流」するのではなく、ホノルル空港内にあるHISカウンター前に自分で向かうスタイルです。
この形式は初めてだったので少し不安もありましたが、カウンターには日本語が話せるスタッフの方がいらっしゃったので、安心して手続きを進めることができました。
現在、ホノルル空港からワイキキ方面への移動手段は限られていて、
主な選択肢は「TheBus(市バス)」「Uberなどの配車サービス」「送迎予約サービス」の3つです。
その中でも注意が必要なのが**TheBus(市バス)**です。
料金は安価で便利なのですが、スーツケースなどの大型荷物を持ち込むことができません。
これは車内通行の妨げにならないようにという配慮からで、膝の上や座席の下に収まらない荷物はNGとされています。
空港からホテルへの移動は荷物も多くなりがちなので、私は今回、事前に送迎サービスを予約して正解だったなと感じました。
また、現在ホノルルではスカイライン(高架鉄道)の空港延伸が進められており、
2025年10月にはホノルル空港駅が開業予定となっています。これが開通すれば、公共交通機関でもさらに移動しやすくなりそうです。
▶ 予約に使ったサイト:ベルトラ(VELTRA)公式サイト
そしてアメリカではチップ文化も気になるところ。
私は「サービスを受けたらチップを払う」スタイルで、今回もスーツケースを丁寧に運んでくれた運転手さんにチップをお渡ししました。
一方で、テイクアウトなどサービスを受けていない場面では渡していません。
このあたりの考え方は人それぞれかと思いますが、私の場合はこんなふうに対応しています。
ワイキキ散策とアサイーボウル
チェックインまで少し時間があったので、ワイキキビーチ沿いをふらっと歩いてみることに。青い海と空、そして風に揺れるヤシの木。ああ、ハワイに来たんだなと、じわじわ実感しました。

そんなときに偶然見つけたのが「Cafe Glace」。
10年前にハワイを訪れたときは、アサイーボウルを食べる機会がありませんでした。最近では日本でも再ブームがきていて、お土産話にもなるかなと思い、ここでの朝食代わりにチョイス。冷たくてフルーティーで、旅のスタートにぴったりな一品でした。

ホテルにチェックイン(HafH利用)
今回の宿泊は、最近利用者が増えているホテルのサブスクサービス HafH(ハフ) を使いました。
HafHは、月額制でコインを貯めながら、世界中の提携ホテルに泊まれるサブスクリプションサービスです。出張やワーケーションの利用者にも人気ですが、私のように「数か月に一度、旅行する人」にもぴったり。
今回はこのHafHを通じて、立地と設備のバランスが良い「Hilton Garden Inn Waikiki Beach」を予約。普通に泊まるよりもかなりお得に宿泊できて、結果的にとても満足度が高かったです。
(※HafHの詳しい仕組みやコインの使い方については、別記事でご紹介予定です)
▶ 宿泊先を予約したサイト:HafH(ハフ)公式サイト

ダイヤモンドヘッド登頂(公式予約)
午後は、人生で一度は行ってみたかったダイヤモンドヘッドへ。現在は事前予約制で、私は英語のみの公式サイトから自力で予約しました(※予約方法は別記事で詳しくご紹介予定です)。
▶ ダイヤモンドヘッド公式予約サイト:https://gostateparks.hawaii.gov/diamondhead/about
ワイキキからバスで最寄りの停留所へ。看板が見えてきたときは、少し緊張とワクワクが混ざった気持ちでした。そこからゲートまで歩き、いよいよ登山スタート。

道は舗装されていますが、階段や坂道も多く、けっこうしっかり歩きます。気温も高めなので、登山初心者の方はゆっくりペースがおすすめです。

でも、山頂からの景色は格別!頑張って登ってきてよかったと思える、まさに「ザ・ハワイ」な絶景が広がっていました。

余談ですが道中写真をお願いすると、みなさん快く応じてくれました。「日本に行ったことがあるよ」と声をかけてくれた方もいて、一人旅でもあたたかさを感じた瞬間でした。
ワイキキビーチでサンセット鑑賞
登山を終えたころ、ふと空を見上げると、赤く染まりはじめた雲とヤシの木のシルエット。
ホテルへ戻るには惜しい時間で、そのまま足は自然とビーチへ向かっていました。

波打ち際には、それぞれの場所で夕日を見つめる人たちの姿。
私も砂のうえに腰を下ろして、ただ沈んでいく太陽を見送りました。
話すわけでもないのに、どこか一体感のあるひととき。
予定していたわけじゃないのに、この旅の1日目を締めくくるのに、これ以上の景色はなかったと思います。
夜ご飯はテイクアウトで「ポケ」
ハワイの夜ごはんはテイクアウトでゆったり
登山を終えてサンセットを眺めたあとは、夕飯を買ってホテルへ戻ることに。
今回選んだのは、ワイキキにある人気の海鮮丼専門店 Maguro Brothers(マグロブラザーズ)。
メニューの種類がとても多く、どれもおいしそうで迷いましたが、選んだのは C2番「CHIRASHI COMBO W/ SPICY POKE」。

日本でいう「海鮮丼」とはちょっと違って、ハワイのポケは醤油やスパイシーマヨなどの味付けがしっかりしているのが特徴です。
スパイシーポケは、マグロにピリ辛マヨネーズが絡んだタイプで、こってり感と風味がクセになります。見た目は日本の丼ものに似ていても、食べてみるとまったく違う魅力があります。
いろいろなネタを少しずつ楽しめて、一人でも満足感のあるボリュームでした。
アメリカは一皿の量が多く、外食だとつい単調になりがちですが、テイクアウトなら自分のペースで食べられるのも魅力。今回の旅では、節約と気楽さの両立のためにも、基本的に夜はテイクアウトスタイルにしていました。
ホテルの部屋で好きな飲み物と一緒に、のんびりと味わうハワイの夜。これはこれで、とても贅沢な時間です。

まとめと次回予告
今回は、ハワイ一人旅の1日目として、空港到着からワイキキ散策、アサイーボウル、ホテルチェックイン、ダイヤモンドヘッド登頂、サンセット鑑賞、そしてポケの夕食までをご紹介しました。
次回は、早朝のサンライズ鑑賞や結婚式でも有名なセント・アンドリュース教会、「この木なんの木」で有名なモアルナ・ガーデンなど、2日目の過ごし方をお届けします。
自由に歩き、自由に食べて、自由に予定を変えられる。そんな一人旅の魅力を、少しでも感じてもらえたらうれしいです。
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